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賞状ホルダー、証書ホルダーは全てバナナペーパーを用いた製品へ

2024/03/15 NEWS

ミヤザワがこの取り組みを行う背景

ミヤザワは「将来を担う大切な人たちに贈る卒業用品は環境にも人にもやさしく持続可能な素材を使った物にしたい」、そういった想いから卒業証書ホルダーの内側の紙(見返し部分)を全てバナナペーパーを用いて生産することになりました。


バナナペーパーを用いることの理由

バナナペーパーとはその名の通り、バナナの茎からできる紙のことです。
バナナの木は、樹木の約10~30倍のスピードで成長し約1年で紙の資源を作り出します。
バナナペーパーはSDGsの17項目全てに対して取り組める紙。
つまり社会循環型(サーキュラーエコノミー)の究極のエコ紙素材なのです。





再生パルプ100%を利用し森林保全であったり、森林伐採を行わないため野生動植や植物の生息地を守ることに繋がります。また、廃棄されるバナナ繊維を使用する事で資源の有効活用の取り組みとも言えます。

原材料のバナナ繊維はアフリカ・ザンビアよりフェアトレードで輸入しています。
フェアトレードの為、製造過程において人や環境が犠牲にならないクリーンな製品の証です。

現在は貧困国にカテゴライズザンビアでの雇用創出、子供たちの教育支援、マラリア予防、森林伐採、密猟から動物を保護にも寄与することも評価され、東京書籍様発行の高校1年生の英語の教科書「Power On」にも採用され、2016年から8年間学校教材としてもバナナペーパーは用いられました。

上述したことも含め、当社はSDGs17項目の目標全てに取り組んでいます。

さらに、カーボンオフセット(繊維)、クライメートポジティブ(20%以上配合の紙)の取り組みでもあり、脱炭素にむけた紙づくりとも言えます。この取り組みは、現地の人たちと森を守ることで生まれるカーボンクレジットを利用し、この事業を通じて、野生動物や生物多様性を守り、ネイチャーポジティブの紙づくりに貢献していきたいと考えているんです。このプロジェクトはJICAの委託業務として採択されました。ザンビアでのパルプ生産にむけた準備を今まさに進めており、現地でのさらなる裨益効果の創出を目指しています。


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